GUZAI3ノートブック

友人であるGUZAI3様の依頼で備忘録を書いています。

「組込みエンジニアの教科書」を読んだ

読んだ本

「組込みエンジニアの教科書」(渡辺登(著), 牧野進二(著))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07QV5SZ1M

ざっくりとした感想

序盤は座学。
なんとな~く知っていた内容の復習になった。

  • 組込みエンジニアがつくる組込みシステムとはなんぞや?
  • CPU・メモリ・ペリフェラルってそれぞれ何してるの?
  • ソースコードC言語)からROMファイルまで、どのような流れで変換しているの?

など...
ただし座学だけではすぐに忘れるので、仕事で触れたときに読み返すと良いかな?

中盤はC言語による組み込みプログラミング

組み込みボードのArduinoが使用されているが、未所持なのでそのまま座学として読んだ。
書かれていた処理は、LED点灯という組込みのHelloWorld的な処理なので、それほど難しくなかった。

途中からリアルタイムOSの話に移ったが、なかなか難しかった。
この辺はさすがに実物を動かしながら読んだほうがよさそう。

終盤は再び座学。
近年流行りのスマートデバイスや、Linux、あとは組込みソフトウェアの開発プロセスについて。
スマートデバイスLinuxも仕事で関わってないので、「概念として知っておくか~」くらいの気持ちで読んだ。

全体的に

組込みソフトウェアってこんな仕組みだよ~という話だった。
「教科書」の通りで広く浅くといった感じだが、自分は知らないことが多かったので、読んで良かったな~と思った。
新入社員が読むとか、かなり良さそう。

...ひとまずArduinoAmazonでポチった。